オーダージャケットと既製品、どちらが格好良いかについて持論開陳

ラルディーニやタリアトーレ等のインポートブランドのジャケットを着たいけど、サイズが合わなくてお悩みの方も多いはず。

洋服、とくにジャケットは立体的な仕立てが命。
薄くてペラペラな身体の日本人体型だと、なかなか体にフィットしない。

それゆえ、イタリアのインポートブランドと似たような、もしくは同じ生地でオーダージャケットを仕立てる人も少なくない。

もちろん、それはそれで結構。
しかし俺は既製品の方が絶対に格好良いと思う(ついでにコスパも良い)。

なぜか。
理由を書こう。




自分の身体に寄せすぎると、ヘンテコなバランスの服になる。

既製品のジャケットは、そのブランドが考えるベストなサイズスペックであり、それは一般人やその他が見ても最も均整が取れている。
多少は袖丈を調整したりするだろうが(調整前提のアンフィニッシュ仕様のものも多い)、既製品をそのまま着こなすことが、最も美しく、最も格好良く見えることに繋がるのである。

これに対しオーダージャケットの場合、その人の身体に寄せすぎるとバランスが悪くなる。
華奢な身体に合わせたジャケットを作れば、身体にピッタリ合っていても貧相なジャケット姿にしかならない。
ぽっちゃりさん体型に合わせて作れば、着心地は良くとも絶対にスタイリッシュにはならない。

結局のところ、身体に合った服を作るか服に合わせた身体を作るかという問題にいきつく。

デビッドギャンディのような究極の身体を有していれば、その身体に合わせた服を作る方が格好良く見えるケースもあるだろう。
しかし、99.9 %以上の人はデビッドギャンディではない。
したがって既製品に合わせた身体作りをすることが最も格好良く見えるのである。

洋服が似合う身体を作るのが肝心

例えば、身体175cmならイタリアサイズで48が最もスタイル良く見える。
身体170cmなら46。180cmなら50。

頭部が大きい日本人が小顔効果を狙ってスタイル良く見せるなら、対比で上半身をやや大き目に、逆三角体型を作る必要がある。

イタリア人は日本人よりも、肩周り、胸、背中、上腕が逞しい。
175cmの平均的日本人体型だと48はおろか46も合わず、44とかのジャケットを着ている人もいる。
しかし、これでは顔の大きさが目立ち華奢な肩周りが強調されるのでダサい。

サイズ48ということは、半身48cm、胸囲96cmを意味する。
胸囲を構成するのは大胸筋と広背筋なので、ベンチプレスとチンニング、それにショルダープレスをやり込み、胸と背中、肩を発達させてジャケットの似合う厚みのある身体を作る必要がある。
目安としてはヌード寸法で胸囲95〜97cm。

一つ注意が必要なのが、筋トレにハマると筋トレヲタクになってしまい逆に洋服が似合わなくなるケースがある。
身長175cmの者がベンチプレス中毒者になり胸囲100cmを超えると、48が合わず50になる。
しかし175cmで50までいくと、着丈等全体のバランスが崩れる。
筋肉ダルマにならないよう、服から逆算して身体を作ると良い。




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コメント

  1. 都内30代リーマン より:

    ジャケットやオーダースーツについての記事、興味深く読んでおります。特に、身長に対して美しく見えるジャケットの最適サイズについての考察は、大変ユニークで、参考になりました。
    ところで、スーツ、シャツ、ジャケットとこれば、次のテーマは靴ではないでしょうか?
    とてもおしゃれなコジロウさんの、靴論についても、記事にしていただければ、大変嬉しく思います。
    ブランドや色は勿論ですが、身長に対して一番美しく見える靴のサイズなども、見識を伺いたく。
    宜しくお願い致します。

    • koijiro より:

      はじめまして。
      励ましの言葉を頂き、有難うございます。
      アイテムのスペックも大切ですが、それ以上に、どう着こなしたらよりカッコよく見せることが出来るか、よりモテるかという点を非常に、いや異常に!重視しています。

      靴についてですね。
      そろそろですね。
      そろそろいっちょ書いとくか……と思っていたところでした(笑)
      めんどくさくて放置気味でしたが、書くパワーをもらえました。
      有難うございます。

      更新が滞りがちですが、今月中には投稿しますので暫くお待ちくださいませ!